物理学徒の日記

旧帝大学院で素粒子物理系の研究室に所属する大学院生です。これまでに知っておきたかったこととか書いていきます。

就活日記その3

スマホで使っていた就活掲示板用のアプリを消した。

面接の結果が気になりすぎて、気づいたら掲示板を徘徊している自分に気づいたからだ。志望している業界が基本的にお祈りメールさえくれず、サイレントお祈りをかましてくる企業ばかりだから、掲示板をみて自身の結果を確かめていた。結果が待ちきれず、何度か掲示板で「~の二次面接の結果ってもう出てるんですか?」みたいな感じで聞くと、すごくぶっきらぼうに「当日中」とか、単語一つで返事されたりして、こんなぶっきらぼうな返事をするような奴に負けたのかと思うとみじめになってきて、不毛だと思ったから。ダメだった面接の振り返りもしっかりしないとなとは思うし、その機会を得られただけでもまあいいかなとは思ってる。

就活掲示板、本当に便利なんだけど、見てると離れられなくなるし、めちゃくちゃストレスが溜まることに気づいた。おそらく社会が今こんな状況になって、面接とかが延期延期延期になって就活に関して忙しくなくて、そのストレスなんだろうな。東京中を回って毎日面接を受けまくる日々の方が変な心配をする暇さえないし、その方が安定するんだろうな。

 

先週はまさかの4社のweb面接を受けることになって、毎日ひとつづつくらいのペースで受けてた。面接前には会社のこと調べないといけないし、終わった後は疲れて何もする気がなくなるし、面接って時間的にも体力的にもすごい負担だよね。

週が明けて、就活掲示板情報から、そのうち二つの会社を落ちた臭いことがわかってめちゃくちゃへこんでいた。

一つの会社は最終面接前の面接で、web面接会場に入ったら50歳くらいのおじさん二人が肩を並べてカメラの前にどんと座っていて、気が縮こまってしまった。緊張で、自分が話すスピードが少し早くなったこともあったし、若干ずれたことを答えていたような気がしていて、あかんかなーと思ってたんだけどやっぱり結果として突きつけられるとそれなりにへこむ。

もう一つの落ちた会社は、若手の社員が画面前で一人で座って面接だったんやけど、とにかく通信状況が悪かった。(自分のせいもそれなりにあるかもしれない。でも今思い返しても、向こうの通信環境がかなり悪かったっぽいよ。)エントリーシートにちょこっと書いてた、授業で海外で何週間か滞在してたことに対してしつこく質問された。まあ、聞いてほしくて書いているんやけど、「海外での活動の中で、チームで何かを成し遂げたことはありますか?」って質問何が何でもセンス悪すぎるやろ。答えられないことはないけど、たかが数週間の経験やのにそんな深い話できるわけないやん。はあ。何年も頑張ってきたこと、ESに書いてあるんやからそっちを聞いてくれたらよかったのに。たぶん落ちた原因はそれだけじゃないとは思うんやけど、そんな面接で落とされたのはショックやわ。

残りの通った二つの企業の面接も、なんとか通過してよかったって思うくらい。

一つの方は、先週のうちに一次面接と二次面接を受けた。一次面接のときは、通信状況のせい(?)か、面接官の声がめちゃくちゃ小さくて、質問とか答えに対する返事とかを聞き取るのに精いっぱいで、途中顔が強張ってるタイミングがあったはず。それでも通過させてくれたのは感謝しかない。三日後に受けた二次面接では、まさかの映像は通じてるけどこっちの声が向こうに届かないハプニング発生。面接最初の質問がまさかの「タイピングは得意ですか?」だった。「人並みにはできます」とチャットで答えたところ、そのままタイピング面接続行となった。面接を続けてくれたのは感謝でしかなかったけど、けっこうなペースで質問されて、結構なペースでタイピングで返事し続けるのはとても疲れた。カメラがノートPCの上にあるから前のめりでタイピングすると顔がアップになるのがよくないとは感じながらも、話を白けさせてはいけないと必死でタイピング。かたかたかたかk。面接通過させてくれてありがとうございます。

最後に受けた企業は、初めてのweb上での集団面接。2vs2だった。

印象的だったのは、一緒に受験していた人がおそらくスマホを使っていたんだけど、その人の通信環境がとにかく悪かった。途中焦って、その人がスマホをがしっってもって、顔の前に近づけて操作し始めた時はびっくりした。面接官から見て横の画面でひたすら待機していたんやけど、表情を崩さないようにするのでいっぱいいっぱいやった。まあ、逆の立場だったら自分も焦って同じようなことするような気がする。

 

世間はゴールデンウィークに突入(?)する様子。休みになると企業からメールが来ないから安心する反面、延期して暫く連絡が来ていない企業からのメール届かないかなーと願うこの頃。